FX取引では切っても切り離せない「レバレッジ」
レバレッジをかけると少ない資金で大きく取引をすることができ、投資効率がよくなります。
リターンを追い求めることはいいですが、リスクのことを忘れてはいけません。
レバレッジはかければかけるほど、負ける確率が高くなる落とし穴が存在します。
本記事ではレバレッジとそのリスクについて説明します。
レバレッジとは

通常外貨を取引する場合、1ドル100円のレートなら、当然100円を払う必要がありますよね。
レバレッジをかけるとどうなるかというと、
例えば、レバレッジを5倍かけると100円で5ドルの外貨を取引できるようになります。
レバレッジ10倍なら100円で10ドルですね。
かけた倍率分、少ない元手で大きい金額を扱うことができるのがレバレッジなのです。
レバレッジはリスクとリターンが倍増する

レバレッジで扱える金額が大きくなるということは、リターンも倍増します。
通常なら1ドル100円が120円になって、20円稼げました!となるところが、
レバレッジ5倍なら100円、25倍なら500円儲かります。
100円つかって500円増えるなんて、凄まじい投資効率ですね。
レバレッジはいいことばかりではなくて、リスクもあります。
予想と逆の方向に相場が動いてしまうと、レバレッジの倍率分負ける額も増えてしまうんですね。
レバレッジとは、リスクと引き換えにリターンを増やす諸刃の剣なんです。
隠れたリスクが大きくなるレバレッジ
レバレッジをかけて負けた額が倍増すると、レバレッジなしの場合では気にならなかったリスクもでてきます。
それは「1回の負け分を取り戻すのに必要な勝ち数が増える」ということ。
例えば1000万円の資金を取引して、1回負けて資金を減らした場合、
負け分を取り戻すのに必要な勝ち数は、
・レバレッジなし:2回
・レバレッジ17倍:4回
のように、レバレッジをかけると増えていることがわかります。
レバレッジをかけた分だけ勝ち数を多くしないと、最終的に資金を減らすことになるんですね。

まとめ
レバレッジをかけた取引は、うまく行っていると欲張ってどんどん大きくしてしまうんですよね。
頭ではリスクを理解していても、人間なんでどうしても熱くなってしまいます。
そしてずっと勝ちが続くわけもなく、負けが1回入ると、レバレッジをかけすぎているため損失が大きくなって、何回も勝たないと取り返せない。
FXの勝率を上げるのは簡単ではないので、ズルズルと負け越して、撤退・・・
FXの失敗のよくあるパターンですね。
そんなことにならないように、初心者は・・・というか上級者になってもFXは低レバレッジでコツコツやるのがいいですよ。
もしくは自分の裁量で取引せずに自動売買に任せてしまうのもいいですね。
自動売買なら心情に左右されずほったらかしで投資できますから。
具体的にはシストレ24なんかがいいですね。私もこれでFX投資をしています。
詳しくはこちらを見てくださいね。